子供も大人も楽しめる映画を上映!『キンダーフィルムフェスティバル』

私は戸田恵子さんの大ファン。その戸田恵子さんが、「こまねこちゃん」と一緒に笑顔、のポスターを電車で観て、思わず席を立って眺めてしまった。それは『キンダー・フィルム・フェスティバル』という映画祭の広告だった。これがとってもユニークで楽しい映画祭なのだ!世界中から子供たちが喜ぶような(そして大人も一緒に楽しめるような)映画がその監督さんと一緒に集まって、その上映を楽しみ、最後に子供たちによる審査員が最優秀作品を選ぶという。しかも、戸田さん初めプロの声優さん達による生の日本語吹替上映まで!これは是非!というわけで最終日に出かけていった。会場のスタッフさん達も大半がボランティアというのもあってか、あったかく親切だ。そして会場は、小さなお子さんも大歓迎とあってか、決して「お行儀がよい」とはいえずざわついているのだが、これが不思議なもので、いざ映画の上映が始まると、いつしか嘘のようにシンとするのである。その日観たのは、アイルランドから来たアニメーションで、家族とはぐれて南に行きそびれた渡り鳥の子供の冒険物語だったのだが、これが子供向けとはいえ、アイルランドの厳しい自然が決して明るくない色合いで堂々と描かれている。それを敏感に感じ取って、何やら不安を覚えたのか、泣き出す子供もいたのには驚いた。子供の豊かさ素直さがよくわかった。こういう映画祭が日本で開催されるというのは嬉しい。ずっと続いてほしい!