映画の興行成績ランキングって必要な情報?

映画の興行成績ランキングがしばしば話題になるが、あれは一般の観客にも必要な情報だろうか。一時期映画の配給の仕事に興味のあった頃はそういった情報にもアンテナを張っていたものだが、今はあまり必要性を感じない。今、興行成績ランキングを何かの情報として利用するとしたら、観たいと思っている上映中の映画の混み具合のヒントにするくらいである。1位2位にそのタイトルがあれば、まだまだ映画館は混んでいるだろうから出かけるのはもうちょっと待とうか、となる。他には、密かに応援している若干マニアックな存在の役者の数少ない主演作がランキングのどのあたりかで、やはり彼はマニアックな存在なのだなとほくそ笑んだり(つまりランキングの下の方)、私だけがファンと思っていたのに(思い込み激しすぎ)こんなにファンがいた!と複雑な思いにかられたり(つまりランキングの上の方)、とか。それにしても、日本人はメディアに対して本当に賢くなったと思う。インターネットなどでブログやレビューを観ていると、業界の裏を読んで先を見越している人の何と多いこと。映画をビジネスとしてとらえる仕事をしている人たちは、気が抜けないだろう。ところで個人的には、テレビ局が絡んでいるメジャー映画のテレビCMで、お客が「感動しました!」「今年一番です!」などとコメントしているのを流すのを、どうにかしてほしい。あれは逆にこちらの観る気が萎える宣伝だ。ご一考を!