映画スターのプライベート動画、ちょっと考えません?

まったくYouTubeにはしてやられる。ひとつ動画を観始めると止まらなくなり、気付くと夜更かし街道まっしぐら。さっきも、『ハリー・ポッター』最終章公開に寄せて海外のファン達が作って載せている動画を観ているうちに、凄い時間になってしまった。そうしているうち、ハリーことダニエル・ラドクリフが劇場口でファン達のサインに笑顔で応えている動画に遭遇。私は2011年夏、ニューヨークのブロードウェイで彼が主演したミュージカル『努力しないで出世する方法』を観ることができたのだが、目の前で歌にダンスにと素晴らしいパフォーマンスを繰り広げるダニエルに心底圧倒された。が、更に圧倒されたのが、ニューヨークの観客達の熱狂ぶりである。終演後、皆目の色変えて物も言わずに一斉に出口へと向かうのだ。何なんだこの空気は、と思っていると、劇場口でダニエルの出待ちをするためだったと判明。私は友達との約束があったのでその場を離れたが、一時はパトカーが来るほどの騒ぎだったと後から聞いた。ブロードウェイ周辺ではその後も、歓声上がる人だかりからカメラを持った腕がニョキニョキ出ている光景を目にした。私が観たのはそんな誰かが撮った動画だったのだろう。それを観ておいてなんだが、ああいう場で役者は物凄いエネルギーを使うに違いない。世の中便利にはなったが、人気者には時も場も関係なく姿を撮られるという新たな有名税が課せられたわけか。うーむ。